市民がオススメする横浜穴場観光スポット5選

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横浜は東京に近くて且つ観光地として、とても人気が高い街です。

横浜には多くの観光地になっており、メディアに数多く紹介されてきたことによって、
地方在住者にとって憧れや非日常感を与えてくれる街になっているからです。

しかし、メディアが紹介している場所は横浜という街のほんの1部でしかありません。

そのため、市民と県外の間で横浜という街に対してのイメージにズレが生じております。

ここでは、地方在住者と横浜市民の両視点から見た「横浜」のイメージの紹介と市民目線で選んだ
穴場の観光スポットを5つを紹介します。


  1. 地方在住者から見た横浜のイメージとは
    1. 都会の港町にあるオシャレな観光地
      1. 海と港の景色が織りなす非日常世界
      2. 都会だけど親しみやすい街
    2. 異国情緒があふれる街
      1. 横浜発の異国の文化と産業
      2. 本格的な中華料理を食べられる横浜中華街
      3. 今でも数多く残っている西洋の建築物
  2. 横浜市民から見た横浜のイメージとは
    1. 多面性のある街
      1. 観光地としての横浜
      2. 東京のベッドタウンとしての横浜
      3. 下町情緒が溢れる横浜
      4. 農村地帯としての横浜
      5. 工業地帯としての横浜
    2. 誇りとあたたかさが共存している横浜の魅力
      1. 住民が街に対して誇りを持っている
      2. にぎやかさと素朴さの間が心地よい街
  3. 横浜市民おすすめの穴場観光スポット5選
    1. 【根岸森林公園】自然と歴史を感じられる、横浜の隠れたオアシス
      1. 馬の歴史について学べます
      2. 自然の丘陵を活かした広い芝生
      3. 四季折々の風景を楽しめる
    2. 【崎陽軒・横浜工場】横浜を代表するシウマイの裏側を知れます
      1. 貴重な製造工程が見られます
      2. シウマイ弁当や駅弁の歴史が学べます
      3. 工場できたてのシウマイを試食できます
    3. 【弘明寺商店街】門前からのびる桜が有名な商店街
      1. 駅からお寺の門前まで続く歴史ある商店街
      2. 風情があるお店が数多く立ち並ぶ
      3. 弘明寺商店街は桜の名所で有名です
    4. 【新横浜ラーメン博物館】有名ご当地ラーメンを食べ比べ
      1. 「すぐ潰れる」と言われたラーメン博物館
      2. 人気のお店の味を食べ比べが出来ます
      3. 充実した体験内容
    5. 【三菱みなとみらい技術館】ものづくりや最先端の科学技術が学べる
      1. 参加体験型展示が豊富にあって楽しく学べます
      2. 三菱重工グループの歴史を知ることが出来ます。
      3. AIを使った未来について学ぶ企画も必見です
  4. まとめ

地方在住者から見た横浜のイメージとは

地方在住者にとっての横浜は日本有数の観光スポットという認識です。

沿岸部のみなとみらいや中華街などの全国的にも有名な観光スポットが多く集まっており、
メディアでも度々取り上げているからです。

ここでは、地方在住者からみた横浜という街のイメージを読み解いて、その魅力と実像に迫ります。

都会の港町にあるオシャレな観光地

地方から初めて横浜に訪れる人にとって、もしかしたら都会に感じるかもしれません。

しかし実際は、みなとみらいの光景や、赤レンガ倉庫の歴史を感じる街並みが迎えてくれて、
慌ただしい東京の街よりも、心地よさが感じられる街です。

横浜には一度訪れたら、再び訪れたいと思わせるような解放感を感じる場所です。

ここでは、都会の港港町としての横浜について紹介していきます。

海と港の景色が織りなす非日常世界

みなとみらいの風景は横浜を代表する景観のひとつです。

なぜなら港町の歴史や異国情緒と近未来的な都市の姿が融合している光景は、他の都市には
ないため、非日常な世界を作っているからです。

観光庁のデータによると横浜を訪れる観光客の7割以上が「景観の良さ」を理由に挙げています。

たとえば、赤レンガ倉庫や大さん橋から眺める夕暮れの景色は、多くの旅行サイトや口コミサイトで
高い評価を集めています。

「地元の生活では味わえない非日常」が存在するのが横浜の大きな魅力です。

都会だけど親しみやすい街

横浜は都会的な側面がありながら訪れる人に優しく寄り添ってくれる印象があります。

なぜなら、商業施設などの観光地が賑わっていても、落ち着いて柔らかい印象があるからです。

たとえば、みなとみらいの街を歩くと、観光客と地元の人が自然に混ざり合っており、
気を張らずに観光が楽しめる雰囲気があります。

また、元町や中華街を散策していると、人との距離感が近く親しみやすい雰囲気も感じられます。

都会らしい魅力と、どこか親しみやすい空気の両方を感じられるからこそ、横浜という街は、
「また来たい」と思える街として、多くの人の心をつかんでいるのかもしれません。

異国情緒があふれる街

異国情緒があふれる街並みも横浜の魅力のひとつです。

なぜなら、1859年の開港による国際貿易港としての発展と、外国人の定住を許可する
外国人居留地の設置によって文化交流が盛んに行われたからです。

たとえば、外国人の生活様式が周囲の日本人にも影響を与えた結果、多くの産業や文化が日本全国に広まったと言われております。

このような歴史的背景があった事で、地方在住者にとっての横浜は「異国情緒が溢れている街」
という印象を与えております。

横浜発の異国の文化と産業

横浜は現代日本の暮らしのスタンダードやトレンドの源流地です。

1859年の開港後から、多くの外国人が横浜を訪れる事になり、洗練された西洋文化等が
多く流入されてきたからです。

たとえば、アイスクリームは1869年にアメリカから帰国した町田房蔵氏が日本初のアイスクリーム「あいすくりん」を馬車道にて製造販売したのが始まりだと言われております。
そのほかにも、ビールや食パンなどの飲食や鉄道や近代水道といったインフラ網も横浜が発祥です。

異国文化を積極的に取り入れた事で横浜から全国へ多くの物が広まり、日本の近代化が進みました。

本格的な中華料理を食べられる横浜中華街

異国情緒があふれる横浜の中でも、中華街は特に異国情緒を感じられます。

なぜなら多彩な中華料理を出すお店が約600店あるのと、豪華な門などの建築物や飾りつけの雰囲気が実際に中国に来てるかのように感じられるからです。
また、中華街は横浜の中心部に位置しておりますので他の観光地からのアクセスが良好です。

たとえば、元町や山下公園などの観光地を訪問した後に小腹が空いたら中華街での食べ歩きを
満喫する事や、ディナーも食べる事が可能です。

中華街は、日本でも数少ない本場の中華を味わうために中華街を目当にして横浜を訪問される
観光客が数多くおり、日本在住の中国人が母国の雰囲気を味わうために訪れる事もあるそうです。

異国情緒を感じながらお腹を満足させるために中華街を訪れてみませんか?

今でも数多く残っている西洋の建築物

横浜には、今でも多くの西洋建築物が残されております。

開港によって多くの西洋人が横浜に住み始め、特に山手や元町は外交官や貿易商の住宅などが
多く建てられ、現在でも遺構として当時の形に近いままで保存や活用をしているからです。

たとえば、ベーリックホールの私邸などの建造物は、開港当時横浜に住んでいた外国人の生活様式や
建築文化を現代に伝える重要な遺構として一般開放がされています。

横浜は開港以降に外国人居留地として発展してきた歴史的な背景に触れることで、訪れた人にとって
異国情緒を感じられる事ができるのです。

横浜市民から見た横浜のイメージとは

横浜市民と地方在住者の横浜という街のイメージは同じのようで別なものになっています。

なぜなら、横浜市民と地方在住者が持っている横浜のイメージにズレがあるからです。
一般的な横浜のイメージは、みなとみらい、中華街、山下公園などの港に面したエリアです。
しかしこれは横浜では1部の場所にしか過ぎないのです。

たとえば、オシャレな港町のイメージと裏腹に横浜では農業も依然として盛んで、2020年の時点で
農家の数は約3000戸という数字が出ております。

この数字を見ても、まだオシャレな都会の港町のイメージは持ってますか?
実はこの他にも、横浜市民と地方在住者が抱く横浜のイメージには大きな違いがあるのです。

ここでは、観光するだけでは見えてこない「市民目線での横浜」をご紹介します。

多面性のある街

横浜はひと言では表現するのが難しいぐらい、多様な側面を持つ街として発展をしてきました。

特に代表的なのは以下の5つの要素です。

  • 観光地としての横浜
  • 東京のベッドタウンとしての横浜
  • 下町情緒が溢れる横浜
  • 農村地帯としての横浜
  • 工業地帯としての横浜

実は、その多面性こそが、横浜という街の奥深さを生み出しています。

ここでは、この5つの要素について紹介していきます。

観光地としての横浜

市民にとって、みなとみらいは、横浜を象徴するエリアですが非日常的な場所という認識です。

なぜなら、市民は日常生活を重視しており観光には無関心、観光客は有名スポットに集中している
状態で常に混んでいるイメージがあるからです。

たとえば、中華街は遠方の人の付き添いでか特別な時に訪れる場所という認識です。
また、みなとみらい周辺の観光地は、イベント以外では足を運ばないという声も多く、
生活圏とはやや距離のある場所とされています。

みなとみらいは人が多すぎて横浜市民は日常的には訪れないといった口コミを見たことありませんか?

それは横浜市民にとっても「特別な時にしか行かない、非日常的な場所」になっているからです。

東京のベッドタウンとしての横浜

横浜は東京のベッドタウンの役割としても認識されてます。

なぜなら、横浜は都内への利便性が高いのと家賃相場が都内に比べて価格が安いからです。
2020年の国勢調査では市民の約25%が都内に通勤・通学しているデータがあります。

たとえば、東急田園都市線の沿線は市中心部への利便性より都内への利便性が高い為、
地方からの流入者が住む割合が多くなっている傾向があります。

都心の利便性と住宅地が密接に絡み合う構造が、横浜が東京のベッドタウンという立ち位置になっているのです。

下町情緒が溢れる横浜

横浜には昔ながらの温かく人情味あふれる雰囲気や暮らしの風景が今も残っています。

理由としては、地域密着の商店街文化の継続や都心の華やかさと比較可能な庶民的な風景が多い
などがあげられます。

たとえば、南区や保土ヶ谷区には昔ながらの雰囲気を残しながらも、活気があふれる商店街や
港南区や磯子区にはどこか昭和の雰囲気が残っている団地があります。

このように横浜は沿岸部には観光地としての華やかさがある一方で、内陸部には人情や風土が多く
息づいており、地方出身者でもどこか懐かしさを感じられる場所です。

横浜観光に訪れる際は下町情緒や昭和レトロな横浜を散策するのはどうでしょうか?

農村地帯としての横浜

横浜は現在でも農村地帯の風景や農業文化が1部に色濃く残っているほど、農業が盛んな街です。

横浜は19世紀中ごろまでは大部分が農村地帯だったことや開港後も外国人居留地に向けた農業や畜産に取り組んでいた等の歴史的な背景があるからです。

現在でも戸塚区や緑区などには畑や田んぼ、果樹園、植木畑、市民用の農園などが残っており、
野菜や花などの生産、酪農、植木栽培が行われています。
また、行政が宅地化開発を進めつつ都市農業の持続性と景観保全に力を入れ、農業モデル地区を
多数指定しています。

このような街の風景や行政の働きによって、農村地帯としての横浜がイメージされてきました。

横浜の野菜や果物は市内でも多く販売されてますので、訪れた際は堪能してはいかがでしょうか?

工業地帯としての横浜

横浜の工業地帯は日本経済にとって重要な場所です。

日本を代表する工業都市でもある横浜は京浜工業地帯の中心的地域としても長い歴史と存在感を
持っており、特に臨海部は日本の近代工業や高度経済成長を支えてきました。

たとえば鶴見区や磯子区などの臨海部は、今でも工場や物流拠点が数多く密集しており、
大手企業の研究施設や製造拠点が存在しています。
また、横浜は貨物輸送としても重要な場所でもあり、特に海上輸送↔陸上輸送の玄関口として
機能しております。

このように横浜は、観光地だけじゃなく私たちの日常生活にとっても大事な街という認識が
市民にはあります。

何かの機会で横浜を調べる際はこのような情報も知っていれば横浜に対してのイメージが
変わるのではないでしょうか?

誇りとあたたかさが共存している横浜の魅力

横浜市民は外から見ると「どこか気取っていそう」というイメージを持たれがちです。

なぜなら、地元の人は気づかないうちに、「横浜に住んでいること」や「横浜出身であること」への誇りが根付いていて、その誇りが街全体の雰囲気にじみ出ているからです。

しかし、実際に街を歩いてみると、にぎやかさの中にも素朴さを感じるので、訪れる人にとっては
居心地がよい雰囲気になっております。

観光都市としての顔だけでなく、地方都市としての顔もあるため、地域間でのつながりが今でも
色濃く残っているのが、多くの人の心を惹きつける理由なのかもしれません。

住民が街に対して誇りを持っている

横浜市民は横浜という街に誇りを持って生活してます。

なぜなら、歴史的な背景や教育、市民も一体となれるスポーツや文化、多様性を尊重する社会構造が重なり合い、横浜市民の強い街への誇りと愛着をもって心を育んでいるからです。

たとえば、横浜市民に出身地について聞くと多くの横浜市民が「神奈川出身ではなく横浜出身です」と答える話や横浜市民のほとんどが横浜市歌を歌える話は有名ですよね。

この話は、開港時の歴史的な背景や学校での教育等も関係していますが、横浜市民の誇りや拘り
から来た考えではないでしょうか。

にぎやかさと素朴さの間が心地よい街

横浜が「にぎやかさ」と「素朴さ」の間で心地よい街だと感じられる理由は、新旧が共存し、
多くの風景やライフスタイルが調和している街です。

横浜は「歴史と未来」「都市と自然」「にぎやかさと素朴さ」が融合している場所が多くあり、
それぞれが互いを注目していることで、多くの人に居心地の良い街として評価されているからです。

みなとみらいの超高層ビルや近代的な建築が並ぶ近くに、野毛の飲み屋街や多くの下町商店街や
昔ながらの暮らしの場が隣接していることで、華やかさだけでなく人情や落ち着きも感じられます。

また、緑豊かな自然と都市生活が共存する環境も整備されており、都市の快適性と地方の安らぎが
共存しております。

横浜を訪れた際には、心地がよい空気を感じてみてはどうでしょうか。

横浜には、新旧が交じり合う臨海部、自然と都市が共存している内陸部、同じ街だけどそれぞれに
違った空気感があります。

横浜市民おすすめの穴場観光スポット5選

横浜市民から見た横浜は観光地として以外のイメージを持っていると紹介してきました。

では、観光地以外の場所がないの?と聞かれたら、多くの観光ガイトやメディアでは
みなとみらい等の観光地の有名度が高過ぎて、そちらの紹介がメインになってしまっておりますが、
それ以外の地域にも観光スポットは存在します。

ここでは、横浜市民がオススメする「横浜の穴場スポット」を5つご紹介します。

このスポットを訪れれば、観光地だけではない横浜の新たな表情に出会えるはずです。

【根岸森林公園】自然と歴史を感じられる、横浜の隠れたオアシス

根岸森林公園は、3つに並んだ塔が特徴的な建物と芝生が美しく調和した場所として地元の人に
人気がある公園です。

横浜は港町のイメージがあるとこれまで紹介しましたが、ここで都会の喧騒を忘れる事が
出来る程の豊かな自然と静寂が広がっています。

また、戦前までは日本初の洋式競馬場だった歴史的な背景もあり、その当時の遺構も残っており
歴史の重みと共に市民の憩いの場となっています。

JR根岸線の山手駅から徒歩15分のところの丘陵地にありますので、地方から横浜に行くけど
出来るだけ人混みを避けてのんびり散策したいという人向けのスポットです。

次の休日は観光のついでに自然と歴史を感じられる公園でゆっくりしてみませんか?

馬の歴史について学べます

横浜は近代競馬の発祥の地としても知られています。

幕末の横浜には多くの外国人が居留しており、その影響からで西洋式の競馬が流入しました。
当初は仮設や臨時の競馬場を設けてたが、人気の高まりを受けて、西洋式競馬場を建設し、
恒久的な競馬場の運営してきた経緯があるからです。

たとえば、根岸森林公園のシンボルになっている3つに並んだ塔は根岸競馬場だった頃に
観覧スタンドとして使われていた記録があります。

また隣接する根岸競馬記念公苑には博物館が設置されており、馬の歴史が学ぶ事が出来るのと公苑内には競走馬の銅像が飾られているのと乗馬(ポニー)や触れ合いも可能な場所になっております。

現在は改装工事中に伴い休館中になっておりますが、再開された際には公園散策のついでに
足を運んでみてはどうでしょうか?

尚、再開予定は2029年との事です。詳細は公式サイトをご覧ください。
https://www.bajibunka.or.jp/uma/index.php

自然の丘陵を活かした広い芝生

根岸森林公園には、自然の丘陵を活かした芝生が視界いっぱいに広がります。

公園はもともと競馬場として使われていた地形を活かして整備されており、自然の起伏をそのまま残した造りが特徴になっているからです。

たとえば、休日にはピクニックや子どもたちの外遊び、読書や昼寝をする人々の姿が見られるほか、
広い芝生を利用した、パークヨガやドッグランなどのイベントも開催されており、都会に近いながら自然に包まれた時間を過ごせる場所として横浜市民に親しまれています。

横浜の中心部から少し離れた場所なのに広がる光景はまるで郊外に来たような感覚を感じられる
それが、根岸森林公園の芝生エリアに広がる、魅力のひとつです。

四季折々の風景を楽しめる

根岸森林公園は、季節ごとに異なった表情を見せてくれる自然の宝庫です。

季節によって芝生や木々、花々の色や香りが訪れるたびに新しい景色と出会えるからです。

たとえば、春には桜が芝生の丘をやさしく彩り、お花見スポットとしても多くの人が集まります。
夏には濃い緑が生い茂り、木陰の下で涼を感じながら過ごす家族連れの姿が見られます。
秋になると紅葉が丘を包み込み、鮮やかな紅葉が風に舞っている様子は、まるで絵画のようです。
そして冬には空気が澄み、静寂のなかで広大な芝生が凛とした表情を見せてくれます。

自然の中で、ただ季節の変化を感じる休日の時間をここで過ごしてみませんか?

根岸森林公園は、横浜の中心部の近くにありながら、四季を身近に感じられる貴重な公園です。

根岸森林公園・基本情報

名称 根岸森林公園
住所 横浜市中区根岸台
電話 045-641-9185
開園時間 24時間
休園日 なし
アクセス JR根岸線「山手駅」または「根岸駅」徒歩15分またはバス
公式サイト https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/negishi/

【崎陽軒・横浜工場】横浜を代表するシウマイの裏側を知れます

崎陽軒は横浜を代表する名物の「シウマイ」や「シウマイ弁当」などの製造会社です。

横浜工場では、工場見学を実施しており、約90分の見学の中で製造ラインや歴史などを学べるのと、見学後は工場できたての試食やお土産も購入できるため、大変人気がある工場見学です。

工場見学の予約は公式サイトからのみ3カ月前より受け付けていますが、人気のある工場見学なので
早めの予約をオススメします。

アクセスは市営地下鉄新羽駅からバスまたはJR小机駅から徒歩になっており、横浜駅や新幹線の
停車駅である新横浜駅からのアクセスは良好です。

ここでは、崎陽軒の横浜工場の見学について紹介します。

貴重な製造工程が見られます

普段は見られないシウマイの製造現場を間近で見ることが出来ます。

製造の現場に実際に足を踏み入れることで、横浜名物として長く愛されているシウマイが、
どれだけ丁寧に作られているかを実感ができるのです。

見学コースでは、ガラス越しからシウマイのあんを包む機械の動きや、蒸しの工程、
そしてパッケージ詰めまでの流れや熟練スタッフによる手仕事と機械の連携に驚きを
隠せないでしょう。

また、コースには解説のパネルや実物の展示もあり、子どもから大人まで楽しむ事が出来る
工夫が凝らされています。

その土地の名物の裏側を知ることで、実際に食べるときに愛着が湧く体験ができるのが
工場見学の魅力のひとつです。

シウマイ弁当や駅弁の歴史が学べます

日本の駅弁の移り変わりやシウマイ弁当が誕生した経緯を知れます。

ただの工場見学だけじゃなく、横浜の街が崎陽軒と共にどのように発展してきたかを知れる
貴重な機会です。

館内には、初期のシウマイ弁当の包装紙や、過去の駅弁のパッケージ、歴代CMや広告ポスターなどが展示されています。これらを見ることで、時代ごとに変化してきたデザインや材料の工夫など、
地元の人々に長年愛されてきた背景がリアルに感じられます。

また、日本の駅弁文化の中での崎陽軒の立ち位置についての解説されており、ファンにとって
とても見応えのある展示です。

横浜市民の旅のお供であるシウマイ弁当についての新たな発見が出来るのも楽しみのひとつです。

工場できたてのシウマイを試食できます

工場見学のラストは、できたてのシウマイやシウマイ弁当のオカズの試食です。

ただの工場見学だけでは終わらせずに、食べることまでを含めて横浜名物のシウマイの魅力を体感ができる構成になっているからです。

見る・知る・味わうという流れがしっかり組まれているため、満足感の高い工場見学が出来ます。

その土地の食を学んで見て味わう、そんな贅沢な体験を旅の計画に加えてみてはどうですか?

シウマイ製造工場見学は、五感全てで楽しめる大人の社会科見学と言えるでしょう。

崎陽軒横浜工場・基本情報

名  称 崎陽軒横浜工場
住  所 横浜市都筑区川向町675番1号
アクセス 横浜市営地下鉄「新羽駅」よりバスまたJR横浜線「小机駅」より徒歩
URL 崎陽軒公式サイト:https://kiyoken.com/products/
横浜工場見学予約:https://kiyoken.com/factory/
※見学予約は3カ月前から可能

【弘明寺商店街】門前からのびる桜が有名な商店街

弘明寺商店街は、横浜最古のお寺の「弘明寺」の門前町として発展をしてきました。

古くから下町として発展してきた商店街は、全長321ⅿの大型のアーケードで覆われており、
全天候型の商店街として、地域住民の台所として支えられております。

また、観音最中や弘明寺あんぱんなどの名物はここでしか味わえないものとして人気の逸品です。

春には商店街の近くを流れている大岡川に並ぶ桜並木は横浜有数のお花見スポットとして花見客が多く訪れます。

ここでは、歴史ある門前町の雰囲気が残る弘明寺商店街を紹介します。

駅からお寺の門前まで続く歴史ある商店街

弘明寺商店は現在でも門前町としての雰囲気を残している歴史ある商店街です。

弘明寺商店街は、大正時代から既にあり、第二次世界大戦中は戦火を免れた為、闇市の露店が
多く並び下町の台所として発展してきた歴史的な背景があるからです。

その後は、商店街の近くに地下鉄が開通し、横浜中心部等へ買い物客が流れましたが
近隣の街の宅地開発が要因になっており、再び買い物客が増加しています。

弘明寺商店街を散策する際は、歴史的な背景を知ってから散策してはどうでしょうか。

きっと目線も変わりますし、話好きな地元の住人と交流する時の話題の種にもなります。

風情があるお店が数多く立ち並ぶ

弘明寺商店街は八百屋、精肉店、鮮魚店、和菓子屋、パン屋、酒店、豆腐店、呉服屋、惣菜店などの
個性豊かな専門店が多く並んでおり、お店毎に工夫を凝らした商品やサービスが魅力的です。

理由は、弘明寺商店街は歴史が長く、幾度か改修や店舗の新旧交代を経て、現在では約130軒の
商店が軒を連ねて地域の日常を支えているからです。

たとえば、店舗限定のオリジナル商品や昭和から続く老舗の店舗などここにしか選択肢がないお店が
多いのもこの商店街の特徴でもあります。

また、地域の特性をイメージした逸品は観光客に人気になっております。

観光地の人混みに疲れたら、門前町の雰囲気と下町情緒が残っている活気があふれる商店街の散策はどうでしょうか?

きっと下町としての横浜の側面を感じることが出来るでしょう。

弘明寺商店街は桜の名所で有名です

弘明寺商店街は春先に多くの花見客が訪れて、賑やかな商店街が一層賑やかになります。

なぜなら、商店街の近くを流れている大岡川は横浜では有数の桜の名所になっているからです。
また、商店街では毎年3月下旬~4月初旬にかけて「桜まつり」というイベントが行われております。

たとえば、商店街の酒店でお酒を購入し惣菜店でおつまみを購入して、川沿いの桜並木で
突発的に1人での花見も可能なぐらい桜と商店街が地域に浸透しております。

桜の時期の商店街散策のついでに大岡川まで足を延ばしてみてください。

大岡川沿いに続く桜並木の光景はここが横浜ということ忘れさせてくれるでしょう。

弘明寺商店街・基本情報

名称 弘明寺かんのん通り商店街
住所 横浜市南区弘明寺町149−1
休日 各店舗によって異なる
営業時間 各店舗によって異なる
アクセス 横浜市営地下鉄・京浜急行「弘明寺駅」より徒歩
公式サイト http://gumyouji-shoutengai.com/

【新横浜ラーメン博物館】有名ご当地ラーメンを食べ比べ

ラーメン博物館は、食文化としてのラーメンを見て、知って、体験ができるミュージアムです。

昭和33年の街並みを再現した館内は、国内外から選りすぐりのラーメン店が6店舗に加えて、
昔懐かしい駄菓子屋や体験内容も充実している施設になっているからです。

また、ラーメンの歴史や製造過程、食品サンプル展示などの食文化としてのラーメンの立ち位置も
紹介しており、食だけじゃなく、体験や展示でも食文化としてのラーメンについて学べます。

昭和の街並み再現した空間の中でラーメンを食べ比べが出来ることによって、開業から約30年以上が
経過した現在でも多くの人に親しまれている新横浜ラーメン博物館についてご紹介します。

「すぐ潰れる」と言われたラーメン博物館

「すぐ潰れる」「持って3年」と言われた施設が約30年経過した今でも続いてます。

当時の新横浜駅辺は、現在のような繁華街ではなく、新興のビジネス街でした。
その場所に当時では前例のない「フードアミューズメントパーク」の構想は周囲からの
反対意見が多くあったという背景があったからです。

しかし、現在でも有名なラーメン店の札幌のすみれや横浜の六角家などの8店舗が
この構想に賛同し、無事開業に至れました。
そして、開業初日には行列が出来る程の盛況を見せ、現在でも新横浜の地で続けてます。

創業時の店舗は既に「卒業」しておりますが、現在でも全国の有名ラーメン店や新興ラーメン店が
入れ替わりで出店しておりますので、地元で食べたあのラーメンの味に出会えるかもしれません。

人気のお店の味を食べ比べが出来ます

「全国のラーメンを飛行機に乗らずに食べに行ける」が新横浜ラーメン博物館のコンセプトです。

全国・海外から選りすぐりの有名ラーメン店が集結し、1箇所だけで個性豊かなご当地ラーメンを
食べ比べができるからです。
また、食べ比べがしやすいようにミニサイズのラーメンも提供している店舗もあります。

たとえば、過去に訪れた場所のラーメンをまた食べたい時や以前から気になってたラーメン屋に
出会えます。

全国のご当地ラーメンを1箇所に集めたラーメン博物館では、求めてたラーメンの味に出会える
可能性があるのがラーメン博物館の大きな魅力です。

充実した体験内容

ラーメン博物館は食を伝えるだけじゃなく体験を通じて伝える事にも力を入れております。

なぜなら、大人や子供が楽しめるワークショップが毎日開催されているからです。

たとえば、ラーメン作り体験では古代小麦を使用して伝統的な製麺技法の青竹打ちにて
麺を作り、最後にオリジナルのスープと具をのせればラーメンの完成です。
完成したラーメンはその場で試食かオリジナルの袋に入れてのお持ち帰りかを選択が出来ます。

また、ラーメン作り体験が2回目以上の人を対象としたリピーターコースや自分で麺、具材、
スープ、容器、ふたを全てスマホで選択して自分だけのカップラーメンづくりも開催されています。

普段何気なく食べているラーメンでも、自分が作ったラーメンの味は格別ではないでしょうか。

新横浜ラーメン博物館では食べるだけじゃなく、学ぶ楽しみや作る楽しみも提供している施設です。

新横浜ラーメン博物館・基本情報

名称 新横浜ラーメン博物館
住所 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21
電話番号 045-471-0503
開館時間 平 日:11:00~21:00
土休日:10:30~21:00
※ラーメン店のラストオーダーは閉館30分前
※土日祝ならびに繁忙期の平日には、開館時間の20分ほど前に、館内へ案内する
場合があり。(但し、ラーメン店の開店時間は変更なし)
休館日 年末年始(12月31日・1月1日)
入館料 大 人:450円、高校生:100円※学生割(要学生証)、小・中学生:100円
シニア:100円※要身分証
※体験代、館内飲食代別途必要
アクセス JR横浜線/新幹線/横浜市営地下鉄/相鉄・東急新横浜線「新横浜」駅より徒歩
公式サイト https://www.raumen.co.jp/

【三菱みなとみらい技術館】ものづくりや最先端の科学技術が学べる

三菱みなとみらい技術館は、大人でも楽しめる体験型施設として、科学技術の魅力を伝えることで、自社の幅広い事業領域や社会を支える技術への理解を深められる施設です。

この施設は、日本の様々な分野に貢献している三菱重工グループが運営している施設になっており、陸海空の分野はもちろん、宇宙やエネルギー分野の最先端技術や製品を実物や模型などの展示物や
映像技術などで紹介しているからです。

たとえば、有人潜水調査船「しんかい6500」の実物や、本物のロケットエンジンの展示や
製品製造や技術を大画面での紹介や実験やガイドツアーなどのイベントが充実しています。

三菱みなとみらい技術館は桜木町駅やみなとみらい駅の傍にあります。
人混みを回避するついにで寄ってみてはどうでしょうか?

そこには大人も童心に戻って楽しみながら、ものづくりについて学べる空間が広がっています。

参加体験型展示が豊富にあって楽しく学べます

三菱みなとみらい技術館は遊びながら学べる科学館として評価が高い施設です。

シミュレータークイズやゲーム、設計・製作・操縦などの参加体験型の展示が豊富にあるからです。

たとえば、ロケットエンジンや深海探査艇に直接触る事や模型を利用して発電の仕組みを学べます。

普段見られる事が出来ない機械などを見て触れて体験することで、意外に興味を持つきっかけになるかもしれません。

三菱みなとみらい技術館はこれまでものづくりに対して関心がなかった人にも、ものづくりに興味を持ってもらいたい意図があります。

三菱重工グループの歴史を知ることが出来ます。

日本近代化と共に始まった三菱重工グループの歴史について知れます。

三菱重工グループが自社で運営している施設の為、会社の歴史や自社製品についての展示物が
豊富に展示されて紹介されているからです。

たとえば、会社の創業から現在そして未来へのつながりを楽しみながら学ぶコーナーや
横浜と三菱重工グループとの関係性についてを展示物や映像を用いて見学が可能です。
また、陸・海・空・宇宙の領域で活躍する製品や技術の模型などが展示されてます。

三菱重工グループの製品は多くの分野に使われておりますので、ここで得た知識や経験は、
学びになり、将来役に立つ日が来ますので、見学してみたらどうでしょうか。

私たちの生活をものづくりという分野で支えている会社について知ることで、普段の生活での過ごし方が変わっていきます。

AIを使った未来について学ぶ企画も必見です

2040年の世界の未来について想像ができます。

話題の生成AIを使った2040年についてのデジタルスケッチを展示し、遠い未来より近くの未来を
題材にすることで来館者に身近な未来について考えてもらいたいからです。

たとえば、2040年の社会インフラの進化や災害対策などの4つのテーマをデザインしており、
それぞれのテーマについて来館者が考えられる展示内容になっています。

「見て学ぶ内容」ではなく「考えて学ぶ」という内容を通じ、「未来の社会をデザインする」という
企業理念と社会的責任を来館者が1人でも多く共感できることを目指しています。

来館の際は、是非とも足を運んで社会だけでなく自分の未来についても考えたらどうでしょうか。

三菱みなとみらい技術館・基本情報

名称 三菱みなとみらい技術館
住所 横浜市西区みなとみらい3‐3‐1 KDX 横浜みなとみらいタワー
電話番号 045-200-7351
開館時間 平日:10時~15時(※入館は14時30分まで)
土日・祝日:10時~16時(※入館は15時30分まで)
休館日 毎週火曜・水曜(祝日の場合は翌日)・年末年始、特定休館日
入館料 大人:500円、中・高校生:300円、小学生:200円
※未就学児と65歳以上は無料
アクセス JR根岸線/横浜市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩8分
みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩3分
公式サイト https://www.mhi.com/jp/company/overview/museum/minatomirai/

まとめ

横浜は、沿岸部と内陸部ではそれぞれ違った側面があるため、地方と地元では価値観に
ズレが生じております。

しかし、それでも横浜という街はオシャレで異国情緒が多くある賑やかな港町です。

地方在住者にとっては、東京に近いながらも、非日常が味わえる場所や、どこか懐かしさや親しみも感じられる稀有な場所と言えるのではないでしょうか。

もしまだ訪れたことがない方がいれば、次の休暇にぜひ訪れてください。
ここでは紹介しきれなかった穴場スポットがまだ横浜には多く存在します。

ガイドブックやメディアが紹介しない横浜を知ることで、今までの横浜の印象が変わるはずです。

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