週末になると「どこへ行こう?」と悩むことはありませんか。
そんな、あなたにおすすめしたいのが「観光列車」の旅。
観光列車は、移動そのものを旅に変えてくれる存在。車窓に広がる景色、沿線の食や文化、特別な車内体験など、乗車時間すべてが思い出になります。
関東甲信エリアには、グルメ、景観、体験などを気軽に楽しめる個性豊かな観光列車が充実しており、日帰りや宿泊での旅行にピッタリ。
この記事では、次の週末の行き先に迷っている人に「関東甲信のおすすめ観光列車」を5つ厳選してお届け。
移動時間を「旅の主役」に変える観光列車で、あなたも特別な週末の旅に出発しませんか。
- 観光列車で「移動時間を主役にする」旅へ
- おすすめの関東・甲信エリアの観光列車5選
- 観光列車沿線のおすすめスポット
- 観光列車を活用した旅行モデルプラン
- 観光列車の切符入手手段
- 観光列車のお得な乗り方
- まとめ
観光列車で「移動時間を主役にする」旅へ
観光列車は、移動時間そのものを旅の楽しみに変えてくれる特別な列車です。
車窓に流れる風景や、地域食材を使った料理、そして非日常的な車内。
目的地へ向かうまでの体験すべてが、心に残ります。
駅をゆっくりと走り出す列車の座席に身をあずけるだけで、あなただけの週末の旅がはじまりを告げる。
その瞬間、日々の慌ただしさから解放され、心が軽くなります。
車窓から広がる絶景を楽しむ

写真はイメージ
観光列車の魅力は「何もしない時間」が最高の旅になることです。
走行中の車窓をぼんやり眺めているだけで、仕事や日常で張りつめた緊張がほぐれ、季節や天気、光の角度で変わる車窓の景色は、同じ路線でも毎回ちがう表情を見せてくれます。
写真撮影やSNSへの投稿は後回し。
まずは、目の前に流れる景色をそのまま味わってみませんか。
ただ座って風景を眺めているだけなのに、思った以上に心が整えられる。
観光列車の旅は、忙しいあなたにそっと寄り添ってくれる、特別なやさしいひとときです。
車内で楽しむ「沿線地域の味」

観光列車の食事は、その土地だけのグルメによって旅の記憶を深められます。
理由は、食が地域の歴史や風土、暮らしと密接に結びついており、沿線地域の食を味わうだけでも旅気分を感じられるからです。
たとえば、沿線周辺で採れる野菜や魚介類を使用した郷土料理、特産の果実を使用したスイーツなどを車窓の風景と一緒に味わうことで、移動中の食事を特別な体験に変えられます。
観光列車の旅でグルメを探すなら「いつもの味」より「旅先限定の味」を求めるべきです。
限定のグルメの味があなたの旅をより豊かで記憶に残るものにしてくれます。
非日常感溢れる車内

観光列車では、車内に足を踏み入れた瞬間に、非日常の特別な時間が始まりを告げます。
なぜなら、観光列車は一般的な列車とは違い「車内でも旅を楽しめる空間」を意識して設計しているからです。
たとえば、木の温もりが感じられる車内、柔らかな光に包まれたラウンジ、遠くまで景色が見渡せる展望デッキ、ゆったり感ある座席など、車内で過ごす時間を特別にする工夫がされています。
観光列車に乗車する際は「車内で過ごす時間も楽しむ旅」にするのがおすすめ。
物事から少し離れて気分転換する旅がしたいとおもったら、観光列車に乗車して、気軽な贅沢な旅をしてみませんか。
日帰りでも楽しめる
観光列車の旅は、週末の日帰りでもしっかりと旅気分が味わえます。
複雑な旅の計画や大きな荷物は必要ありません。
切符を購入して乗車すれば「景色・食・観光」のすべてを手軽に楽しめます。
たとえば、早朝に出発して観光列車に揺られながら車窓を楽しみ、沿線食材を使った食事に舌鼓をうち、終着駅に到着後は街を散策し、帰路へつく。
このように、観光列車は、近場で気軽な旅ながらも、旅行気分を味わえるのが大きな魅力です。
旅行をあきらめがちだった忙しい人や子育て中の人にこそ、観光列車の旅はおすすめ。
ちょっとした気分転換になり、日常でたまった心の疲れも軽くしてくれます。
おすすめの関東・甲信エリアの観光列車5選
関東甲信での列車といえば、首都圏での通勤通学や移動の一環としてイメージしてませんか。
実は、首都圏からアクセスしやすい関東甲信にも、魅力的な観光列車は多くあります。
たとえば、SLを使用したレトロな列車やJR最高地点を走る高原列車、渓谷沿いを走るトロッコ列車など、沿線地域の魅力を満喫できる人気の観光列車。
ここでは、首都圏からアクセスしやすい関東甲信エリアの観光列車を紹介します。
【SLぐんま】レトロな客車をけん引するSL

SLよこかわ号(C61での運転時)
「週末に少しの非日常を味わいたい」という人、「SLぐんま」でレトロ感あふれる汽車旅を満喫しませんか。
「SLぐんま」は、動態保存された本物のSLが牽引する、JR東日本の人気観光列車。
行先は、群馬県の玄関口・高崎駅から、水上・横川・桐生へ向っており、高崎駅は東京からのアクセスも良く、思い立った日帰り旅にもおすすめです。
運行日は土日祝が中心で、訪れる日によって行き先が変わるため、何度でも違う旅が楽しめます。
さらに、旅の楽しみを広げる沿線スポットも充実しており、SLぐんまは群馬県を代表する観光列車です。
出発前には、高崎駅にてSLデザインの駅弁「上州D51弁当」や「SLロクイチ物語」を購入すれば、「鉄道旅の醍醐味」が満喫できます。
SLの鼓動に包まれながら、駅弁・温泉・鉄道遺産を巡る「小さな冒険旅」へ行きませんか。
その一歩が、あなたにとって忘れられない週末の思い出にしてくれます。
| 列車名 | SLぐんま水上、横川、桐生/SLレトロ水上、横川、桐生/SLGV・ぐんま横川、桐生など |
| 運行区間 | 高崎~水上・横川・桐生(日替わり) |
| 編成 | SL1両(GV2両)+客車3両+GV2両(SL1両) ※GV(電気気動車) ※GVが連結されるのは「GV」がつく列車のみ |
| 運行日 | 土日祝(※2025年9月~11月は運休) |
| 備考 | SLレトロは旧型客車が連結(夏場の運転はなし) |
| 公式ページ | https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/slgunma.html |
2つのSLが交互に運転

SLぐんまを走る2つのSL(左・D51、右・C61)
「SLぐんま」は、「D51(デゴイチ)」と「C61(シロクイチ)」という2種類のSLを乗り比べできるのが最大の魅力です。
なぜなら、SLは老朽化した部品も多く、定期的な整備が必須ため、2機のSLを交互運転することで安定した運行を保ちつつ、それぞれの個性を楽しめるからです。
D51形は貨物輸送を担っていたため重厚でパワフルな走行音が魅力。一方C61形は旅客用として造られ、スピード感としなやかな走りが特徴。
また、横川駅・桐生駅ではSLの方向転換ができないため「GV車(電気式気動車)」を連結している独特のスタイルも鉄道ファンから人気です。
このようにSLぐんまは、「音・スピード・迫力」というSLごとの違いを体感できる貴重な鉄道旅。
まだ乗ったことがない人こそ、次の週末に「本物のSL」を味わいにいきませんか?
レトロな客車ならではの体験

SLレトロの車内はレトロ感満載
SLぐんまの客車では、昔ながらの鉄道旅の空気をそのまま感じられます。
なぜなら、SLぐんまの客車はJRの前身である国鉄時代に製造された客車のため、内装が当時の雰囲気を残しつつ、観光向けに改良されているからです。
2つの客車は「レトロ客車」と「12系客車」と呼ばれており、旧型客車はSLレトロの編成に3両、12系客車はSLレトロ以外の編成に3両連結され運行されます。
このように、SLぐんまの客車は座っているだけで、旅の実感が自然にわいてきます。
SLぐんまの旅は、ゆるやかな時間を楽しみたい人にぴったりの旅です。
SLをモチーフにした駅弁

SL旅にピッタリなSL風駅弁【引用:駅弁資料館(https://kfm.sakura.ne.jp/ekiben/index.html)】
あなたは「SLをモチーフにした駅弁」が高崎駅に売られているのをご存じですか?
その駅弁は「上州D51弁当」と「SLロクイチ物語」です。
「上州D51弁当」と「SLロクイチ物語」は、SLぐんまとして運行している2つのSLをイメージした遊び心のある駅弁。
「上州D51弁当」と「SLロクイチ物語」はSLをイメージさせるような重厚なデザインの容器に、釜めし風に盛りつけられた地元食材が群馬県ならではの素朴なうまみを口のなかで感じられます。
「SLに乗って、SLデザインの駅弁を食べる」という体験は、SLぐんまでしか味わえません。
「上州D51弁当」と「SLロクイチ物語」は、高崎駅構内の駅弁屋にて販売しておりますが、SL運行日には購入希望者が多いので、完売することがあるので注意が必要です。
「SLぐんま」に乗車するなら、旅情をさらに膨らませる「上州D51弁当」と「SLロクイチ物語」と一緒に楽しみましょう。
この駅弁食べるひとときが、あなたのSLぐんまでの旅を「忘れられない味わい体験」に変えてくれます。
「上州D51弁当」と「SLロクイチ物語」の詳細は各公式HPにて
上州D51弁当(https://www.takaben.co.jp/obento/ekiben/d51.html)
SLロクイチ物語(https://www.takaben.co.jp/obento/ekiben/slrokuichi.html)
【サフィール踊り子】本物の伊豆を車窓から(東京都・神奈川県・静岡県)

サーフィル踊り子の前面は展望窓になっており、先頭の景色を存分に味わえます。
「サフィール踊り子」は、東京と伊豆・下田を約2時間30分で結ぶ豪華観光特急。
車名の由来になっている宝石サファイア(サフィール)をイメージした白と深い紺の車体は、伊豆へ向かう旅の始まりにふさわしい、気品あふれるデザイン。
「サフィール踊り子」は全席グリーン車、運転席越しの前面展望を楽しめるプレミアムグリーン車、家族や記念日の利用に最適な個室、そしてカフェテリアを備えた車内は、まさに「走る高級ホテル」を彷彿させる車内。
このように、サフィール踊り子は、従来の特急列車よりもワンランク上の贅沢さと快適さを提供し、リゾート観光と鉄道旅の魅力を高める豪華列車です。
| 列車名 | サフィール踊り子 |
| 運行区間 | 東京・新宿~伊豆急下田 |
| 編成 | 8両編成(グリーン車、プレミアムグリーン車、グリーン個室、カフェテリア) |
| 運行日 | 東京~伊豆急下田(1日1往復)、新宿~伊豆急下田(土休日のみ1往復) |
| 備考 | 繁忙期には増発便あり(東京~伊豆急下田間のみ) |
| 公式ページ | https://www.jreast.co.jp/saphir/ |
宝石をイメージした車体

サファイアをイメージした青い車体は海との相性が抜群【引用:トレたび(https://www.toretabi.jp/)
サフィール踊り子の車体は、サファイアをイメージした白と紺のカラーリングが印象的で、乗車前からワクワクがとまりません。
落ち着いた色調と線の美しさは、伊豆の海や空と調和するように設計されており、目的地へ向かう移動時間を心地よい体験を約束してくれます。
車窓いっぱいに広がる相模湾を、深い紺色の車体越しに眺めると、まるで海に溶け込むような一体感が生まれ、過度な主張をしない気品あふれる車体は、豪華観光列車の旅にピッタリです。
サフィール踊り子は、移動中も贅沢がしたいという人におすすめの観光列車。
全席グリーン車でゆったり

サーフィル踊り子ではグリーン車が普通席【引用:トレたび(https://www.toretabi.jp/)】
サフィール踊り子は、全席グリーン車仕様のため、快適で優雅なひとときが過ごせます。
なぜなら、座席の材質、リクライニング角度、座席数までこだわっており、長時間の移動でも
疲れにくい設計のため「座っているだけで快適な旅」がサフィール踊り子で満喫できるからです。
たとえば、サフィール踊り子で人気の窓側座席では、大きな窓から相模湾が視界いっぱいに広がり、プレミアムグリーン車では前面展望から富士山が目の前に見えることも。
また、サフィール踊り子にはグリーン個室があるため、周囲を気にせずに友人や家族と過ごせる空間が確保できる配慮がされています。
伊豆での移動時間から贅沢気分を味わいたい人に「サフィール踊り子」は最適の観光列車ですよ。
カフェテリアで味わう、プロの料理人監修の限定メニュー

カフェテリアには1人用のカウンターがあり、景色を見ながら食事が楽しめる【引用:JR東日本サーフィル踊り子公式サイト(https://www.jreast.co.jp/saphir/)】
サフィール踊り子の車内カフェテリアでは、プロの料理人監修による「車内限定メニュー」がおすすめ。
なぜなら、限定メニューの多くは、沿線地域の食材を中心に使用しており「料理のおいしいを旅の思い出につなげたい」という監修した料理人のおもいがあるからです。
たとえば、相模湾の魚介類や静岡県産の小麦を活かした麺類や静岡みかんをした使用したメニューは、多少の満足感がありつつ、風景と調和する味わいとオープンキッチンから広がる湯気と調理音は、非日常な食事の時間を演出。
また、グリーン個室利用者には個室まで料理を運んでもらえるため、多人数でも気兼ねなく料理が楽しめます。
列車に揺られ、景色を見ながら車内でプロの料理人監修の食事を味わう体験は、サフィール踊り子の人気のひとつです。
あなたもサフィール踊り子で贅沢な時間を過ごしながら伊豆への旅をしてみませんか。
※カフェテリアでの支払い方法やメニューなどはサーフィル踊り子の公式サイトをチェック。
【わたらせ渓谷鐵道】車窓から渡良瀬川を望む(群馬県・栃木県)

走行中の機関車・牽引型トロッコ列車
わたらせ渓谷鐵道は、群馬県の桐生駅から栃木県の間藤駅を結ぶ第三セクター鉄道。
群馬県と栃木県県境付近に渡良瀬川沿いを走る同列車の沿線には、全国にも珍しい駅直結の温泉がある水沼駅や足尾銅山観光の入り口でもある足尾駅などがあります。
同社では2種類のトロッコ列車が運行しており、機関車が牽引する「トロッコわたらせ渓谷号」、気動車1両のみの「トロッコわっしー号」と命名されています。
車両はいずれもレトロ感あふれており、車窓から渡良瀬渓谷の絶景が広がり、吹き込む風を全身で受けつつ、自然の織りなす美しい景色が楽しめる人気のトロッコ型観光列車。
わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車は静かな自然に身を預けたい日、日ごろの忙しさから解放されたいとき、森林浴をしたい気分のときなどにおすすめの列車です。
| 列車名 | わたらせ渓谷鐵道「トロッコわたらせ渓谷号」「トロッコわっしー号」 |
| 運行区間 | トロッコわたらせ渓谷号・大間々~足尾 ※1日1往復 トロッコわっしー号・桐生駅~間藤駅 ※1日2往復 |
| 編成 | トロッコわたらせ渓谷号・機関車+客車4両 トロッコわっしー号・トロッコ1両+普通車1両 |
| 運行日 | トロッコわたらせ渓谷号・3月後半~11月(冬期は運休) トロッコわっしー号・4月~5月、10月~3月(6月~9月は運休) ※基本土休日のみの運行 |
| 備考 | トロッコわっしー号のトロッコ車両は窓なしで運行(冬期は窓あり) |
| 公式ページ | トロッコわたらせ渓谷号 トロッコわっしー号 |
トロッコ列車は機関車と気動車の2種類

左・わたらせ渓谷号/右・トロッコわっしー号【引用:わたらせ渓谷鉄道株式会社公式HP(https://www.watetsu.com/)】
わたらせ渓谷鉄道の旅は「どちらのトロッコに乗るかを選択すること」から。
なぜなら、わたらせ渓谷鐵道のトロッコには「トロッコわたらせ渓谷号」と「トロッコわっしー号」の2種類があり、それぞれ運行スタイルも体験できる景色も大きく変わるからです。
「トロッコわたらせ渓谷号」は、2台のディーゼル機関車が交互に客車をけん引するスタイルで、独特の力強い走行音と揺れが味わえる機関車での旅が味わえます。
どの機関車が牽引するかは当日次第です。
一方、「トロッコわっしー号」は気動車を改造したオープンタイプのレールバスで、窓枠がないので、風と渓谷の匂いまで味わる「没入感の高い自然体験」が魅力。
どちらを選ぶかで旅の印象が大きく変わるからこそ、次の週末はあなた好みのトロッコを選んで、わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車旅へ出発しましょう。
トロッコ車両の解放感とレトロな雰囲気

トロッコ列車の窓が付いてないため、渓谷からの風をダイレクトに感じられます【引用:ひさの乗り鉄ブログ(https://www.kzlifelog.com/)】
トロッコ車両は、窓ガラスのない開放感と、素朴で懐かしいレトロな車両の雰囲気が魅力。
なぜなら、自然の風や川の音、木々の香りといった感覚をダイレクトに感じられるため、移動時間が「景色に触れる体験」に変わるからです。
たとえば、春は桜や新緑の香り、夏は渡良瀬川の涼しさ、秋は色鮮やかな紅葉、冬は渓谷の澄んだ冷たい空気というように、季節ごとに訪れることで、季節を実感できる旅が生まれるため、何度乗ってもトロッコ列車の旅を楽しめます。
景色を見るだけの旅ではなく、五感で自然に浸る旅や季節を感じる旅を楽しみたい人に、わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車はおすすめ。
トロッコ列車ならではの車窓

トロッコ列車からの車窓
わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車の最大の魅力は、渓谷と川がすぐそばに迫る圧巻の車窓。
レールは渡良瀬川と平行するように敷かれているため、走行中は常に山肌の迫力や、川の流れのきらめきが視界いっぱいに広がります。
渓谷を横切る橋梁を渡る瞬間、川面が陽光に反射して輝くゆるやかなカーブ、季節ごとに色を変える山々。
車窓から見える景色は、写真では決して伝わらないスケールと臨場感を感じさせてくれます。
ただ流れゆく自然の風景に身をゆだねるだけで、心が軽くなっていく。
それこそが、「わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車」だからこそ体験できる魅力です。
次の休日は、自然の中をゆっくりと走る「わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車」に乗車しませんか。
【都心から一番近いトロッコ列車】小湊鉄道・房総里山トロッコ(千葉県)
「東京近郊で日帰りで非日常を感じる旅がしたい」そういう旅をしたいと思いませんか。
あなたのその願い、小湊鉄道が運行している「房総里山トロッコです。
房総里山トロッコは、小湊鉄道の「五井駅〜養老渓谷駅」までの区間をレトロなディーゼル機関車に揺られながら、窓のない開放的な車両で里山の風や光を全身で味わう体験ができます。
車窓からは、田園・竹林・渓谷など、どこか懐かしい日本の原風景が続き、終点までの約2時間はまるでテーマパークのような気分。
都心からのアクセスが良いため、思い立ったその日に出発できる気軽さも、この列車の大きな魅力です。
ところで「房総里山トロッコでは、マイカーを併用した旅」ができることはご存じですか。
房総半島は観光地が点在しておりますが、鉄道網が弱く、鉄道だけではアクセスが難しい場所がほとんどです。
そこで、小湊鉄道ではマイカー客にもトロッコ列車からの景色を楽しんでもらいたく、主要駅に有料駐車場が整備し、チョイ乗り旅に使える「区間限定フリーきっぷ」設定し、鉄道×マイカーのいいとこ取りをした「チョイのり旅」を推進しています。
手軽・近場・非日常の三拍子がそろった「房総里山トロッコ」乗車し、ローカル感あふれる里山旅に行きませんか?
| 列車名 | 小湊鉄道・房総里山トロッコ |
| 運行区間 | 五井~養老渓谷(普通列車は五井~上総中野) |
| 編成 | 機関車1両+4両編成(普通客車2両+展望客車2両) |
| 運行日 | 1日1往復 |
| 備考 | 土休日のみ、上総牛久発~養老渓谷間の臨時便あり |
| 公式ページ | https://www.kominato.co.jp/satoyamatorocco/ |
車両のデザインと開放感のあるトロッコ

トロッコ列車をけん引する機関車はかつて、小湊鉄道で運行していた車両
房総里山トロッコの魅力は、窓のない客車とガラス張りの天井が生む圧倒的な開放感。
理由は、視界が遮られないことで、車窓の景色だけでなく、風・光・草木の香りも旅の一部として感じられるからです。
レトロなディーゼル機関車に牽引されながら、春は菜の花、夏は濃い緑の木々、秋は稲穂と里山の紅葉、冬は澄んだ空気と低い陽光。
ただ乗車するだけで、季節感が味わえます。
ゆっくりな時間を求める人に、房総里山トロッコの旅はおすすめです。
房総里山トロッコの車窓から見える風景

開放感あふれる窓からは房総の季節の変化を感じさせてくれます【引用:小湊鉄道公式㏋(https://www.kominato.co.jp/)】
房総里山トロッコの魅力は、季節ごとにまったく違う表情を見せてくれる車窓。
小湊鉄道は五井駅から田園地帯を抜けて養老渓谷駅を経て外房へ向かいます。そのため、人の暮らしが自然になか溶け合っているような景色が続きます。
春は、線路沿いを黄色く染める菜の花が列車を迎えるように揺れ、夏は、濃く深まった緑に包まれた田んぼの水面に青空が映り、秋は、黄金色に実った稲穂と、やわらかい赤色に染まった低い山々が、冬は、空気が澄むことで光と影がくっきりと表れ、静けさのなかにある美しさが際立ちます。
風の匂い、光の強さ、木々の色、広がる空の高さ、そのときにしか出会えない景色を、五感でまるごと味わう旅を可能にするのが、房総里山トロッコの魅力です。
次の休日は、都心から一番近い「房総里山トロッコ」で、房総の自然を感じに出かけませんか。
鉄道×車のチョイのり旅

「房総里山トロッコ」を最大限に楽しむなら、「マイカー併用のチョイのり旅」がおすすめ。
房総半島は車移動が主流で、鉄道だけではアクセスが難しい温泉地や渓谷、美術館などが点在しています。
だからこそ、小湊鐵道では「養老渓谷駅」・「里見駅」・「上総牛久駅」に有料の駐車場を整備し、「区間限定フリーきっぷ」などマイカー観光を前提とした仕組みを用意。
鉄道と車を組み合わせることで、短時間でも立ち寄れるスポットがふえるため、旅の満足度がぐっと高めることが可能です。
休日の数時間だけでも、房総里山トロッコとマイカーを組み合わせた「チョイのり旅」でトロッコ列車を観光の一環として楽しんでみませんか。
渓谷の風と里山の景色が、いつもの週末ドライブを特別な時間に変えてくれます。
【HIGH RAIL 1375】JR最高地点を走る観光列車(山梨県・長野県)

日本の鉄道最高地点は富山県と長野県を結ぶアルペンルート内にある「室堂駅」です。
では、JRの鉄道最高地点はどこだと思いますか。
それは、長野県にある「野辺山駅」です。
正確には野辺山駅の少しの手前ですが、野辺山駅はJRで最も標高が高い駅になっています。
ここで紹介するのは、山梨県の「小淵沢駅」から「野辺山駅」を経由し長野県の「小諸駅」まで向かう観光列車「HIGH RAIL 1375」です。
「HIGH RAIL 1375」は、小海線の特徴である(標高が高い)線路を意味する「HIGH RAIL」と清里駅から野辺山駅間にある標高1,375mのJR最高地点を合わせたのが名前の由来。
車内は1人でも車窓の景色を楽しめる座席配置や、天文や星などについての車内コンテンツや昼と夜で楽しみ方が全く異なる乗車体験などが人気の列車です。
都会の喧騒に疲れたら、森から天空へ向かう列車「HIGH RAIL 1375」に乗車し、山と高原の空気を味わう旅はいかがですか。
| 列車名 | 小海線・HIGH RAIL 1375(1号・2号・星空) |
| 運行区間 | 小淵沢~小諸 |
| 編成 | 2両編成 |
| 運行日 | 1日1.5往復(土休日のみ) |
| 備考 | HIGH RAIL星空の小諸~小淵沢運転はなし |
| 公式ページ | https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/highrail1375.html |
1人でも車窓を楽しめるシングルシート

シングルシートでは大きな窓から見える景色を独り占めができます【引用:長野県公式観光サイト(https://www.go-nagano.net/)】
HIGH RAIL 1375は、ひとりでも落ち着いて車窓を楽しめる座席配置になっています。
なぜなら、「HIGH RAIL 1375」にはシングルシートが設けられており、周囲に気を使わずひとりの時間に浸れるからです。
座席は、乗客の視線が外へ向かうように斜めに配置され、大きな窓が高原の広い空と八ヶ岳の稜線を切り取っているような景色は、そのまま景色に包まれる感覚になります。
HIGH RAIL 1375のシングルシートは、会話を楽しむ旅ではなく、静かに景色と向き合う旅をしたい人にぴったりの席です。
HIGH RAIL 1375にひとりで乗車するときは「あなただけの特等席」で天空までの景色を味わいませんか。
車内コンテンツが充実

車内にあるミニプラネタリウム(星空号運行時はガイドによる説明を聞けます)
「HIGH RAIL 1375」には、天文や宇宙などの車内コンテンツが充実し、乗客に特別な乗車体験を届ける工夫がされています。
なぜなら、「HIGH RAIL 1375」が走る小海線には天文台や宇宙観測に関連する施設が点在し、
車内コンテンツを通じて、沿線地域について興味をもってもらいたい目的があるからです。
たとえば、「ギャラリーHIGH RAIL」では天文関連書籍や車内オリジナルコンテンツには、車載カメラからの映像や星座や星空に関するクイズなどが楽しめます。
また、夜間限定の「HIGH RAIL 星空」では、星空案内人による、車内でのプラネタリウムとJR最高地点にある野辺山駅にて星空観察会を実施。
このように「HIGH RAIL 1375」は、移動手段としてだけではなく、乗車時間も旅気分が味わえる甲信を代表する観光列車。
車窓だけじゃなく車内での滞在時間も楽しみたいひとこそ「HIGH RAIL 1375」はぴったりです。
個性豊かな3本の「HIGH RAIL 1375」

HIGH RAIL 1375には、運行する列車ごとに車内での楽しみかたが変わります。
なぜなら、3本の「HIGH RAIL 1375」では駅での長時間停車のイベントや車窓から見える景色が変わるなど、列車ごとに特徴があるからです。
たとえば、「小淵沢駅から小諸駅」へ向かう「HIGH RAIL 1号」では、車窓から雲がかかる前の八ヶ岳が見られることや、事前に予約すれば車内限定のブランチが味わえます。
反対に「小諸駅から小淵沢駅」へ向かう「HIGH RAIL 2号」では、小諸行の「HIGH RAIL1号」に比べて、乗客が少ないため車内は静かです。
そのため、佐久平の田園風景や蛇行する千曲川を眺めながらローカル線の旅をゆっくり楽しめます。
また、夜には小淵沢駅から「HIGH RAIL 星空」が運行され、車内や途中の野辺山駅でガイド付きの星空観察が楽しめます。
このように、「HIGH RAIL 1375」は、3種類の列車それぞれに特徴があるため、どれに乗っても特別な旅ができます。
休日に少しの遠出を楽しみたいなら、天空へ向かう「HIGH RAIL1375」にぜひ乗車してください。
※HIGH RAIL1号、2号、星空の各詳細は公式サイトにて。
観光列車沿線のおすすめスポット
観光列車は、下車してからも楽しみがつづきます。
その理由は、観光列車の沿線には、国内では珍しいエキナカ温泉や歴史的価値がある場所など、魅力的な観光スポットが数多くあるからです。
そのため、寄り道しながら旅をすれば、観光列車での旅をさらに豊かにできます。
ここでは、上記で紹介した観光列車が走っている沿線の「おすすめスポット」を厳選してご紹介。
観光列車でのおもてなしを満喫したあとは、沿線の観光スポットも楽しむのも観光列車の旅です。
SLぐんまのおすすめスポット
SLぐんまの沿線には、群馬県を代表する観光地が点在しています。
いずれもSL旅の余韻をそのままに楽しめる情緒豊かな観光スポットが揃っており、SL旅と組み合わせれば、より充実したSLぐんまでの群馬県の旅ができます。
【水上駅】SLの転車台見学と水上温泉を楽しむ贅沢な時間

方向転換作業中のSL
SLみなかみ号の終点・水上駅では、貴重なSLの方向転換シーンを間近で見学できる「転車台」があり、鉄道ファン必見スポット。
水上駅にはSL転車台広場があり、SL旅のクライマックスを飾る迫力ある機関車の方向転換を見学ができます。
また、水上駅周辺は温泉街になっており、足湯や日帰り温泉に入ることで旅の疲れを取ることがでできます。
SLの高揚感に包まれたまま温泉に浸かり、心も体もリセットさせたあとは、再びSLに乗車し蒸気の音とともに「旅の余韻」を感じながら帰路へ。
SLと温泉を一度に満喫できる「SLぐんま」でいく水上への旅は、どちらも楽しみたい人にうってつけな旅です。
【横川駅】旧碓氷線の歴史と技術を伝える「碓氷鉄道文化むら」

碓氷峠鉄道文化むらの入り口
横川駅にある「碓氷鉄道文化むら」は、旧碓氷線の車両基地を利用した鉄道テーマパーク。
ここでは、明治時代から昭和にかけて碓氷峠の急こう配をこえるため「アプト式」といわれる技術や旧・碓氷線を駆け抜けた車両の歴史などを、展示や体験を通じて学べます。
園内では、実物のSLなどの車両展示があり、本物の電気機関車を運転する体験も人気。
さらに、周辺には「碓氷第三橋梁(めがね橋)」や旧線トンネル群など、旧碓氷線の廃線跡を散策が可能で、鉄道の聖地として全国から訪れる人が絶えません。
碓氷鉄道文化むらや旧・碓氷線の廃線跡を巡ることで、鉄道史と技術の進化が楽しめます。
かつては碓氷線の拠点駅。
現在は、分断され終着駅になっている横川駅は、鉄道のロマンと歴史を深くあじわえる場所。
※休館日や入館料などの詳細は碓氷鉄道文化むら公式サイトをご確認ください。

旧・碓氷線で使用されていた機関車等、手前の線路は機関車体験用の旧線跡
【土合駅】日本一のもぐら駅

ホーム側から撮影した風景、改札口は462段先にある
水上駅から普通列車で約10分、新潟県との県境にある土合駅は、日本一の「もぐら駅」。
なぜなら、下りホームが地下約70mの地底にあり、ホームから改札口まで462段の階段をのぼる必要があるからです。(※上りホームは地上)
トンネル内にあるホームの静けさは、地下世界に迷い込んだかのよう。また、SNS映えする駅としても人気の場所で、到着した瞬間に旅の記憶に強く刻まれる特別な駅です。
水上駅から少し新潟方面へ足を延ばすだけで「地底駅に下車する非日常」が体験できるため、あなたの旅に深みを与えてくれます。
次の休日は、水上駅までのSL旅のついでに「462段の地底から地上への旅」を体験してみませんか。

土合駅は上下線共に列車の本数が少ないため、訪問時は要注意です。
サフィール踊り子のおすすめスポット
サフィール踊り子は、東京から伊豆急下田駅を結ぶプレミアム観光列車。
終点の伊豆急下田がある下田市は伊豆半島の先端に位置し、幕末にペリーが黒船で来航した港や伊豆半島有数の温泉地としても有名な街です。
街には、多くの老舗温泉宿や公衆浴場、足湯などが点在し、ペリー提督が来航したことを示す石碑などの歴史スポットや海の幸を使ったグルメが味わえるお店があります。
このことから、下田の街は「サフィール踊り子」での伊豆旅行にぴったりな場所です。
レトロな情緒が残る散策スポット「ペリーロード」

ペリーロードは川沿いにこのような建物が多くあります【引用:下田市観光協会サイト(https://www.shimoda-city.info/)】
下田の中心にあるペリーロードは、柳やなまこ壁の建物が続くレトロな情緒が残る散策スポット。
ペリーロードは、黒船で有名なペリー提督が1854年に日米和親条約締結のため下田に上陸し、
了仙寺まで歩いたことが由来です。
平滑川沿いに続く全長約700mの道にはカフェや飲食店が多く並び、地元グルメや海の幸が楽しめ、ペリー提督上陸碑や了仙寺などの歴史スポットが点在。
ペリーロードは、伊豆急下田駅から徒歩10分の距離。「サフィール踊り子」の贅沢な旅の余韻をそのままに心地よく歩けます。
「ペリーロード」は、大人のゆっくりな街散歩をしたい人におすすめのスポットです。
下田の絶景と歴史を手軽に楽しむならここ「寝姿山」

ここから黒船を見張っていたとされている寝姿山にある「黒船見張所」【引用:下田市観光協会サイト(https://www.shimoda-city.info/)】
「寝姿山」は伊豆・下田で絶景と歴史を手軽に楽しむ場所として外せません。
伊豆急下田駅からロープウェイ乗り場までは徒歩約1分という抜群のアクセスで、約5分の空中散歩を経て自然公園がある山頂へ向かえます。
山頂からは伊豆七島まで望める圧巻のパノラマを楽しめ、幕末に使われたと伝わる見張り小屋跡からは下田港や遊覧船を眼下に一望できます。
園内には人気洋食店監修のカツカレーが味わえるレストラン「THE ROYAL HOUSE SHIMODA」や、縁結びスポット、四季の花々が咲く散策道など、観光・グルメ・自然が凝縮された魅力的な場所です。
サフィール踊り子での贅沢な移動のあとは、寝姿山へ登り「下田随一の絶景」と「幕末の歴史」に触れるひとときを過ごしませんか?
海の入り江にある水族館!?「下田海中水族館」

海をバックとした臨場感あふれるショーが行われている【引用:下田市観光協会サイト(https://www.shimoda-city.info/)】
下田海中水族館は、海の入り江に浮かぶ巨大な船「アクアドリームペリー号」そのものが水族館という、全国的にも珍しい「海と一体化した」水族館です。
館内には自然の海とつながる大水槽が広がり、約50種類の海洋生物が本来の環境に近い姿でのびのびと暮らしています。
なかでも圧巻なのが、本物の海を舞台に繰り広げられるイルカショー。
海を自由自在に泳ぎ回るイルカの迫力は、通常のショーでは決して味わえない臨場感です。
さらに、イルカ・ウミガメ・コツメカワウソ・ペンギンなどとのふれあい体験も充実しており、動物との距離が驚くほど近いのも魅力。
下田海中水族館は、まさに「海の街・下田」ならではの体験ができる観光スポット。
海のそばまで来たからこそ出会える生き物との時間を過ごしてみませんか?
旅の思い出が、ぐっと特別なものになるはずです。
※施設の詳細については下田海中水族館公式サイトにて
わたらせ渓谷鐵道・トロッコ列車のおすすめスポット
わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車に乗車するなら、沿線に点在する魅力的な立ち寄りスポットを知れば旅の満足度がぐっと高まります。
桐生駅から間藤駅を結ぶこのローカル線は、駅直結の温泉、湖を望むダム、歴史が息づく足尾銅山など、北関東ならではの自然と文化を気軽に楽しめる見どころが多数。
トロッコの開放的な車窓だけでなく、駅ごとに違う表情を持つ観光スポットが旅に深みを与えてくれます。
終点まで乗り通すのも魅力ですが、あえて途中下車することで、トロッコ列車の旅はもっと自由にできます。
【水沼駅】駅直結の温泉施設!?「駅の天然温泉 水沼の湯」

温泉施設の目の前に電車が停車する光景非日常感満載【引用:水沼ヴィレッジ公式HP(https://mizunuma-village.jp/)】
旅先で列車を降りて、すぐ温泉に入りたいと思ったことありませんか?
実はその願いをかなえられる場所が「水沼駅」にあります。
その名は「駅の天然温泉 水沼の湯」。
「水沼の湯」は、全国でも珍しい駅直結の複合温泉施設。
施設には大露天風呂、薪ストーブサウナ、地下水の水風呂など設備が充実し、サウナ好きからも高評価を集めてます。
さらに、敷地内ではグランピングやBBQ、カフェ利用も可能で、渓谷の自然に包まれた「泊まれる駅」として人気を集めています。
旅の途中で「ととろう」のも良し、1泊して自然に浸るも良し。
水沼駅で途中下車するだけで、あなたのトロッコ旅に癒しの時間が加わり、一気に贅沢な時間へ変えられます。
※営業時間や料金など、施設の詳細については公式サイトにて
【神戸駅】草木ダムと草木湖の景観を望む寄り道

草木湖はダム湖百選に選ばれている
草木ダムは、首都圏の水を支え、洪水を防ぐ重要な役割を担うだけでなく、足尾銅山の公害問題など地域の歴史と深く結びついたインフラ施設です。
ダム建設にともないできた、ダム湖「草木湖」はダム湖百選に選ばれる絶景スポットになっており、湖面の青と山々のコントラストが旅の記憶に残るほど美しい景観をつくり出します。
神戸駅から徒歩約30分と距離はあります。
しかし、歩いて訪れるからこそ味わえる静けさと迫力が「草木ダム」にはあります。
さらに、わたらせ渓谷鐵道の車窓からも草木ダムを望めるため、気になるけど時間等の都合で途中下車できなくても静けさと迫力は伝わってきます。
「自然の絶景と地域の歴史をまとめて感じたい」。
そんな旅を求める人に、草木ダムは唯一無二の寄り道スポットです。
【足尾駅】足尾銅山にて「日本の産業と公害の歴史」を学ぶ

足尾銅山への入口
みなさんは、栃木県日光市足尾町にある「足尾銅山」にどんなイメージを持っていますか?
多くの人が、教科書でみた「木々が全て枯れた山」や「公害問題の象徴」を思い浮かべるのではないでしょうか。
たしかに足尾銅山は、日本初の公害問題が起きた場所です。
しかしその一方で、かつて日本の銅生産量の約4割を占めた国内最大級の銅山として、日本の近代産業を支えた誇り高い歴史もあります。
その後、公害問題や乱掘による枯渇、銅相場の低迷などによって、足尾銅山は1973年に閉山。
現在は観光施設として、総延長1,234kmに及ぶ坑道の一部が公開され、掘削の跡や作業機械、当時の労働環境をリアルに再現した展示が楽しめます。
薄暗い坑道に足を踏み入れると、かつての採掘の息づかいが静かに感じられ、人工では再現できない「本物の迫力」がそこにあります。
足尾銅山は歴史を学ぶだけでなく、産業遺産として非常に価値の高い観光スポットです。
足尾銅山を訪れるなら「産業を支えた栄光と公害の影の歴史を学ぶ旅」にしませんか?
房総里山トロッコのおすすめスポット
房総里山トロッコは、五井駅から養老渓谷へ向かう途中で、田園や竹林が続く懐かしい日本の風景に出会える癒しの列車です。
窓のないトロッコから感じる風や光は、ただ乗っているだけで旅心をそっと満たしてくれます。
沿線には、地球の時間を刻む「チバニアン」、湖畔にたたずむアート拠点 「市原湖畔美術館」、そして鉄道ロマンが息づく 「安房小湊駅(小湊駅跡)」 など、心を動かす寄り道先が豊富です。
途中下車するほど旅が深まるのが、この路線の魅力。
近場で少しだけ非日常を味わいたい時は、「房総里山トロッコ」での寄り道する旅がおすすめ。
【月崎駅】「チバニアン」で地球の歴史に直接ふれる

チバニアンの見学コース
せっかく房総を旅するなら、ここでしか見られない絶景と学びを体験してみませんか?
月崎駅から徒歩約30分の「チバニアン」は、77万年前の地磁気逆転の痕跡が残る世界唯一の地層として国際基準(GSSP)に認定された、まさに地球の歴史そのものに触れられる特別な場所。
「チバニアン」の見学コースは緑豊かな散策路となっており、歩くにつれて地層の色や質感が変わり、まるで「地球のページをめくっている」ような感覚を味わえます。
なお、見学コースは舗装されていない箇所もあるため、歩きやすい靴がおすすめ。
現地ではガイドによる解説も聞け、地磁気逆転の仕組みから地域の成り立ちまで、旅の楽しさと学びが同時に深まるのも魅力。
月崎駅で下車し、77万年という壮大な時間に触れる特別な体験を、あなたの房総旅のハイライトに「チバニアン」の体験を追加してみませんか?
※整備工事に伴い、令和8年6月30日(火)までチバニアンの地層見学不可
【高滝駅】市原湖畔美術館でアートと自然の余韻を味わう

高滝湖畔にある市原湖畔美術館【引用:小湊鉄道公式(https://www.kominato.co.jp/)】
高滝湖の湖畔にある「市原湖畔美術館」は千葉県最大の貯水面積をほこる高滝湖が一望できる自然の美術館。
なぜなら、市原湖畔美術館は、自然の光や風の音を聞きながらアート鑑賞できるよう設計されており、自然のなかで作品を感じられる体験ができるからです。
美術館内には、吹き抜けの企画展示室があり、現代アートを中心とした企画展を開催、常設展示では市原市名誉市民であり戦後銅版画の第一人者・深沢幸雄の作品を中心に展示。
また「晴れたら市原に行こう」を合言葉に、高滝湖畔を舞台にしたピクニックイベントやワークショップも通年で開催しており、アーティストによる実演や体験講座など、家族連れでも楽しめるアートな休日を「市原湖畔美術館」で過ごせます。
市原湖畔美術館に立ち寄るために、高滝駅で下車し、湖畔の静けさに包まれながらアートに浸たりませんか。
※施設の詳細については、市原湖畔美術館公式サイトにて。
【安房小湊駅】小湊鉄道・幻の房総横断を目指した跡
あなたは、小湊鐵道がかつて「単独で房総横断を計画していた」ことをご存じですか。
実は、小湊鐵道には「上総中野駅」から外房の「小湊(現・JR安房小湊)駅」までの延伸計画があり、安房小湊駅周辺には今も盛土や橋脚跡など延伸工事を行った形跡が残されています。
延伸は資金難や地形の制約などから断念されましたが、その後、いすみ鉄道が上総中野駅までを延伸し、房総横断の夢は形を変えて実現しました。
小湊鉄道の歴史が静かに刻まれている安房小湊駅は、鉄道ファンや旅好きにも心ときめくスポットです。
房総里山トロッコの旅の締めくくりに、養老渓谷駅からバスやタクシーで足を延ばし「小湊鉄道が描いた夢のレール跡」をみませんか?
レールが引かれるはずだった道筋に想いをはせれば、旅の余韻がさらに深まります。
HIGH RAIL 1375のおすすめスポット
【野辺山駅】JR国内最高地点で味わう「天空のひととき」

JR最高地点ということを示す石柱や石碑が周辺にある
清里駅と野辺山駅の間に、全国のJRのなかで一番高い場所(標高:1375ⅿ)をしめしている石碑があり、小海線の最大見どころかつ「HIGH RAIL 1375」の由来になっています。
この場所は、山々に抱かれた雄大な自然や線路脇のJR最高地点を表す木製の標柱と石碑が設置されており、訪れる人々が記念撮影を楽しむ人気のスポット。
最寄りの野辺山駅は、標高1,345.67mでJR最高地点駅。
駅周辺にはパラボラアンテナが多く並んだ国立天文台などがあり、天文ファンの聖地としても有名です。
標高1,375mでしか見られない空の色、吸い込まれるような清々しさを体感できる「野辺山」へ
HIGH RAIL 1375で向かい、天空に近い場所ならでは絶景を満喫しませんか。

国立天文台のアンテナ群
【清里駅】高原の自然に包まれる癒しの時間「清泉寮」

清泉寮名物の清泉寮ソフトクリームは清里の代名詞にもなっている【引用:清泉寮公式(https://seisenryo.jp/)】
「清泉寮」は、清里高原の大自然で心と体をリセットできる、癒しの高原スポットです。
清泉寮は広大な牧草地と八ヶ岳や富士山を望めるロケーション、敷地内には宿泊施設やレストラン、清泉寮ジャージーハットなど、自然のなかで食を楽しめる時間が過ごせます。
清泉寮には「清泉寮ソフトクリーム」があり、ジャージー牛乳の濃厚な味が楽しみながら、緑あふれる高原でのんびり食べられるため、清里の代名詞になるほどの人気商品。
ソフトクリームと牧草地の景色が人気の清泉寮は、味と風景の両方で旅の余韻を深くする場所。
清泉寮は、HIGH RAIL 1375の旅で、立ち寄よるべき癒しの高原リゾート施設です。
※清泉寮の詳細については、清泉寮公式サイトにて。
【小諸駅】戦国の面影と文学が息づく「懐古園(小諸城跡)」

春になると桜が城全体を覆いかぶさるようにして咲きます。【引用:From小海線(https://koumi-line.jp/)】
小諸駅すぐにある「懐古園」は、戦国時代に穴城として築かれた小諸城の跡地に作られた歴史と自然が響き合う公園。
小諸城は、戦国時代に千曲川の地形を巧みに利用した「穴城」として、山本勘助が再築し、のちに仙石秀久が本丸・二ノ丸・三ノ丸を備えた近世城郭として完成させました。
明治の廃城後は元藩士が土地を買い戻し、造園家・本多静六の手で近代的な公園「懐古園」として再生され、現在も歴史と自然が調和する名所として親しまれています。
「小諸城址」には国の重要文化財である三の門や大手門が現存、石垣や空堀が当時の姿を今に伝えており、「懐古園」には島崎藤村をはじめ、若山牧水、高濱虚子、臼田亜浪の文学かりの地として、多くの歌碑が立てられています。
また、懐古園は桜で有名な場所として知られており、春になると城跡を彩った満開の桜を目当てに、全国から花見客が訪れる桜の名所です。
「HIGH RAIL 1375」で天空の旅を満喫したあとは、「懐古園」にて石垣の上に残る歴史の風と多くの文豪が愛した景色をみにいきませんか。
※懐古園(小諸城址)の詳細については小諸市公式サイトにて。
観光列車を活用した旅行モデルプラン
ゆったりとした時間を楽しむ観光列車の旅は、車窓からの風景だけでなく、沿線観光やご当地グルメとの組み合わせによって旅の幅を広げることが可能。
ここでは、これまで紹介した観光列車を活用したおすすめのコースをお届け。
旅の計画を立てる際の参考にどうでしょうか。
【SLぐんま】2種類のSLを満喫する1泊2日の群馬の旅

横川駅を出てて最初に目に入るのが「峠の釜めし」でお馴染みのおぎのや本店
この旅では、1泊2日で2種類(D51・C61)のSLに乗りつつ、群馬県の魅力が味わえます。
1日目は「SLぐんま・みなかみ」で水上へむかい、SLや温泉を満喫、2日目は「SLGVぐんま・横川」にて横川へむかい、碓氷鉄道文化むらや旧碓氷線の廃線跡などを巡る行程。
高崎駅を拠点とし、温泉・散策・歴史・グルメを組み合わせた、群馬の魅力をたっぷり味わえるSL旅です。
♦モデルコース
| 日程 | 1日目 (SLぐんま・みなかみに乗車) |
2日目 (SLGVぐんま・横川に乗車) |
|---|---|---|
| 行程 | 高崎駅(9:56発) ↓ 渋川駅(10:35着) ♦SLや駅前の撮影などを楽しむ 渋川駅(10:55発) ↓ 水上駅(12:03着) ♦水上駅周辺を散策 水上駅(15:15発) ↓ 高崎駅(17:14着) ♦夜は高崎駅周辺で宿泊 |
高崎駅(9:47発) ↓ 横川駅(10:49着) ♦横川駅周辺を散策 横川駅(14:15発) ↓ 高崎駅(15:18着) ↓ ♦帰路へ |
| 観光 | SL転車台広場 水上温泉 |
碓氷鉄道文化むら めがね橋などの碓氷峠廃線跡 おぎのや本店、横川店 (峠の釜めしがおすすめ) |
モデルプランの解説
【サフィール踊り子】自然豊かな開国の街下田へ贅沢旅

下田公園はあじさい祭りの会場として有名【出典:下田市観光協会サイト(https://www.shimoda-city.info/)】
このプランでは、「サフィール踊り子」で東京から下田へ向かい、自然の絶景・長い歴史がある温泉・港町ならではの海鮮グルメなど、1泊2日で下田を満喫する旅。
1日目は寝姿山やペリーロードを散策し、海を望む温泉宿で宿泊。2日目は下田朝市や海中水族館を楽しみ、帰りもサフィール踊り子で優雅に帰京。
「サフィール踊り子」を利用して、優雅で贅沢な時間を「開国の街下田」で過ごしませんか。
♦モデルコース
| 日程 | 1日目 | 2日目 |
|---|---|---|
| 行程 | 東京駅(11:30発) ↓ 伊豆急下田駅(13:29着) ♦駅到着後は下田観光、 夜は海が見渡せる温泉宿 |
♦帰りのサフィール踊り子まで下田観光 伊豆急下田駅(16:39発) ↓ 東京駅(19:20着) |
| 観光 | 寝姿山ロープウェイ 寝姿山自然公園 ペリーロード 了仙寺 |
下田の朝市(毎週土曜は、下田駅前広場で「山の朝市」10月~翌年6月の日曜は道の駅開国下田みなと内で「海の朝市」) 下田公園(城山公園) 下田海中水族館 |
モデルプランの解説
このプランは、東京駅から「サフィール踊り子」で快適に伊豆急下田へ向かう1泊2日の旅。
伊豆急下田駅到着後は、宿泊予定の海を望む温泉宿に荷物を預け、寝姿山ロープウェイや了仙寺、情緒あふれるペリーロードなど、港町ならではの歴史と自然が調和した観光スポットを巡ります。
翌日は下田の朝市や、下田公園、下田海中水族館などを訪れ、下田らしい海と食の魅力に触れたあと、再び「サフィール踊り子」で快適に東京へ帰る行程です。
優雅な移動と伊豆の絶景がそろった贅沢な旅。
次の週末は、サフィール踊り子で「非日常の下田旅」を満喫しませんか。
【わたらせ渓谷鉄道】トロッコ列車で行く、サウナ&足尾銅山
♦モデルコース
| 日程 | 1日目 (普通列車で水沼駅へ) |
2日目 (トロッコ列車に乗車) |
|---|---|---|
| 行程 | 桐生駅(10:06発) 相老駅(10:15発) ↓ 水沼駅(10:44着) ♦水沼ヴィレッジや水沼の湯にて温泉とサウナを満喫 |
水沼駅(10:09発) ↓ 足尾駅(11:04着) ♦足尾銅山観光を満喫後、バスで日光へ向かい帰路へ |
| 観光 | 水沼の湯 水沼ヴィレッジ サウナの森 |
足尾銅山観光 銅親水公園 足尾環境学習センター あしおトロッコ館 足尾砂防堰堤 |
モデルコースの解説
このプランは、桐生駅から普通列車で水沼駅へ向かい、駅直結の温泉施設「水沼の湯」で1日じっくりと整う旅から始まります。
大露天風呂や「サウナの森」で、川に寄り添う自然の風を感じながら心と身体を休めます。
夜は水沼駅近くのグランピング施設「水沼ヴィレッジ」で星空を眺めながら過ごす、特別なひとときが味わえます。
また、水沼ヴィレッジ宿泊者なら「水沼の湯」を無料で入れるのため、満足度があがります。
2日目は、トロッコ列車に乗って足尾駅へ。到着後は足尾銅山観光やあしおトロッコ館、砂防堰堤、銅親水公園などを巡り、“産業の光と影”が残る足尾の歴史を深く体感。
観光後は日光方面へバスで向かい、そのまま帰路に就く流れです。
自然に癒され、歴史を学び、トロッコに揺られる心と記憶に残るローカル線の旅を、次の休日に体験してみませんか。
【房総里山トロッコ】トロッコ列車でのんびり日帰り里山旅

「南総里見八犬伝」のヒロイン「伏姫」のモデルとされる「里見種姫」ゆかりの寺「宝林寺」【引用:小湊鉄道公式(https://www.kominato.co.jp/)】
この旅では、五井駅から養老渓谷を走る小湊鐵道の人気列車「房総里山トロッコ」に乗車して、田園や竹林の原風景を楽しめます。
五井駅からトロッコ列車に乗車、途中下車しながら、「市原湖畔美術館」や「チバニアン」などを観光し、トロッコ列車の終点養老渓谷で温泉を満喫、最後にはJR安房小湊駅へ向かう旅。
「房総里山トロッコ列車」に乗車し、自然豊かな房総の景色を堪能しにいきませんか。
♦モデルプラン
| 日程 | 日帰り |
|---|---|
| 行程 | 五井駅(9:28発) ♦房総里山トロッコ1号 ↓ 高滝駅(10:45着) ♦市原湖周辺を散策 高滝駅(13:19発) ♦房総里山トロッコ3号 ↓ 月崎駅(13:43着) ♦チバニアンを見学 月崎駅(14:55発) ♦普通列車 ↓ 養老渓谷駅(15:04着) ↓ (バスまたはタクシー) ↓ JR安房小湊駅 |
| 観光 | 市原湖畔美術館(高滝駅) チバニアン(月崎駅) ごりやくの湯(養老渓谷駅) 小湊駅予定跡地(JR安房小湊駅) |
モデルプランの解説
このプランでは、日帰りで房総里山トロッコ沿線の「自然・文化・ロマン」を味わえます。
五井駅まで向かい、房総里山トロッコ1号に乗車、車窓からは房総の田園や竹林が広がり、のどかな風景が旅の始まりを彩ります。
その後、高滝駅にて下車、市原湖畔美術館や湖周辺を散策。
市原湖畔美術館は、アートと水辺の気配が重なる人気の寄り道スポットです。
続く房総里山トロッコ3号列車にて月崎駅へ向かい、世界唯一の地質遺産「チバニアン」を見学。地球77万年分の記憶が刻まれた地層を間近に見る体験は、房総里山トロッコ旅の大きなハイライトになります。
旅の締めくくりは、普通列車でトロッコ列車の終着駅でもある養老渓谷駅へ向かい。
「ごりやくの湯」にて温泉に浸かったあと、バスやタクシーでJR安房小湊駅へ向かい、小湊鉄道が目指した「房総横断の夢」の跡地を訪れて、帰路へつく。
里山のやさしい景色、湖畔のアート、地層が語る地球の歴史。
小湊鉄道のトロッコ旅なら、1日で「自然・文化・ロマン」を全部味わう特別な日帰り旅が実現可能です。
次の週末、小さな非日常を探しに房総へ出かけてみませんか。
【HIGH RAIL 1375】天空に近い駅で星空観察の旅

野辺山駅での星空観察会。現地ではガイド付きなので、知識がなくても安心【引用:JR東日本のってたのしい列車(https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/)】
この旅では「HIGH RAIL 星空」に乗車し、野辺山駅での星空観察を楽しみます。
1日目は、清里・野辺山周辺にてJR最高地点や高原の絶景も満喫。
夜は「HIGH RAIL 星空」で、星空観察の旅のあとは、佐久平から東京へ帰る日帰り旅または宿泊し、2日目は小諸城址や軽井沢を散策してから帰路につく旅です。
このプランでは、満天の星・自然・歴史を1度に味わえます。
♦モデルコース
| 日程 | 日帰り(1日目) | 2日目 |
|---|---|---|
| 行程 |
♦乗車時間までは沿線観光を満喫 |
佐久平駅(9:43発) ↓ 小諸駅(9:59着) ♦懐古園周辺を観光 ↓ ♦しなの鉄道に乗車 ↓ 軽井沢駅 ♦軽井沢周辺を満喫 ↓ ♦北陸新幹線で帰路に 軽井沢駅 ↓ 東京駅 |
| 観光 | 清泉寮(清里駅) 標高1375mのJR鉄道最高地点(野辺山駅) 国立天文台(野辺山駅) |
懐古園(小諸城跡) 軽井沢駅周辺 |
モデルプランの解説
観光列車の切符入手手段
【どこで買う?】おすすめの切符購入手段

JRの観光列車の切符購入は駅の指定席券売機がベスト。(写真はイメージ)
観光列車の切符は インターネット・駅窓口・指定席券売機・旅行会社などで購入が可能。
とくに便利なのは、JR東日本の切符が購入できる「えきねっと」などの鉄道会社の公式サイト。
スマホさえあれば自宅で座席指定まで完結し、人気観光列車の切符争奪戦にも対応できるのが強みです。
駅の窓口や券売機では、駅員と相談しながら購入できるため、ネットや機械操作が不安な人でも安心して手続きできます。
また、旅行会社にはパックプランが設定されており、切符と指定のホテル予約をまとめて済むのがメリット。
ただし、人気の観光列車は発売開始直後に満席になることが多いため、乗車日の1か月前・午前10時の「10時打ち」が最も確実な入手方法です。
どの購入方法にも利点がありますが、確実に切符を入手するなら公式WEB予約での10時打ちがおすすめ。
せっかく考えた観光列車での旅の計画、切符が入手できずに断念しないためにも、はやめの行動で切符を確保しましょう。

えきねっとで予約した切符を駅の券売機で受け取る際はこの看板を目印にしましょう。
【早めの行動が鍵】予定が決まったら即購入

観光列車は、観光シーズンなどの繁忙期には乗客が集中するため、発売直後に満席となります。
JRの指定席券は、乗車日の1か月前の午前10時から購入が可能です。(通称10時打ち)
とくに人気の観光列車では発売開始数分で満席になることがあります。
そのため、事前に「えきねっと」や「JRおでかけネット(e5489)」などに各種情報を事前に登録するのがおすすめ。
また、わたらせ渓谷鉄道や小湊鉄道などのJR以外の鉄道会社は、公式HPなどで切符が購入できます。
観光列車は、1日1往復の運行が基本かつ座席数も少ないので、競争率が高くなりがちです。
したがって、乗車日が決まり次第、すぐに予約が重要。
はやめの行動をして、希望の座席と最高の景色を手に入れましょう。
【確認必須】車内サービス付きプランの注意点

左・HIGH RAIL1号限定小海線高原ブランチ、右・HIGH RAIL星空特製弁当【引用】JRE MALLオーダーサイト(https://shopping.jreast.co.jp/order/stores/?category=78)
観光列車には、限定の駅弁やスイーツ、ガイド付きイベントなどの特別なサービスがあります。
ただし、これらは運賃や指定席料金に加え、追加料金や予約方法が別になっていますので、切符を入手したら確認必須です。
たとえば「サフィール踊り子」のカフェテリアや「HIGH RAIL 1375」の車内限定駅弁は、予約した人のみが食事や購入が可能です。
必ず公式サイトなどで内容・料金・予約方法をチェックし、観光列車に乗車しましょう。
「サーフィル踊り子・カフェテリア」と「HIGH RAIL 1375車内限定駅弁」の詳細は以下のURLから。
- サーフィル踊り子・カフェテリア:(https://www.jreast.co.jp/saphir/food/)
- HIGH RAIL 1375の車内限定駅弁:(https://www.jreast.co.jp/nagano/highrail/tokuseibento/)
観光列車のお得な乗り方
観光列車の旅の費用を少しでも安くするなら、割引きっぷなどを活用するのがおすすめ。
JRや地方鉄道では、フリーパス式の乗車券と観光施設の割引などをセットにしたプランがあり、旅の計画に応じて活用すれば、お得に観光列車の旅が楽しめます。
とくに、JRが季節限定で発売している「青春18きっぷ」や年に1回、2月~3月だけに発売されるJR東日本限定の「キュンパス」などはおすすめです。(※青春18きっぷは別途指定席券が必要)
ここでは、関東甲信の観光列車の旅に有効なお得な切符やキャンペーンを紹介します。
お得な切符を使用する
観光列車をお得に楽しむなら、鉄道会社が販売しているお得なきっぷを活用するのが近道です。
近年、JRの周遊型きっぷは多くが終了し、現在は「えきねっと」を利用した早期割引が主流となっています。
そのなかでも注目すべきは、全国の普通・快速列車が乗り放題になる「青春18きっぷ」。
春・夏・冬の期間限定発売ですが、長距離移動を低予算で楽しめる定番のきっぷです。
(ただし、1人での3日間または5日間の連続利用が条件)
さらにJR東日本では、2〜3月の平日限定で東日本エリアが新幹線を含めて乗り放題になる「キュンパス」を「えきねっと」限定で販売。
タイミングが合えば、破格の条件で旅を楽しめます。
一方、わたらせ渓谷鐵道や小湊鐵道では「1日乗降フリーきっぷ」が用意されており、途中下車しながら沿線観光を楽しみたい人に最適。
つまり、長距離移動はJRのお得きっぷ、沿線巡りはローカル鉄道のフリーきっぷと使い分けることで、旅費を抑えつつ自由度の高い観光列車旅が実現します。
きっぷ選びから旅を組み立てて、賢く、そして満足度の高い鉄道旅を楽しみませんか。
- わたらせ渓谷鉄道のフリー切符について:(https://www.watetsu.com/rail-info/ticket_1dayfree.php)
- 小湊鐵道のフリー切符について:(https://www.kominato.co.jp/ticket/deal/)
観光周遊キャンペーンを活用

地域の観光周遊キャンペーンを活用することで、観光列車の旅をお得に楽しめます。
理由は、自治体や観光協会、鉄道会社では、温泉施設、飲食店など沿線施設で使用できるクーポンなど、旅行者向けの特典を多数用意しており、フリーきっぷや乗車券と組み合わせれば、交通費+滞在費をまとめて節約できるからです。
たとえば、群馬・栃木・長野・千葉などでは、観光列車の沿線地域を対象にした割引や、温泉街などで使用可能な電子クーポンが配布されることが多く、観光列車での旅と相性抜群。
観光列車に乗る前に公式サイトや自治体の特設ページをチェックしてみてください。
きっと「ワンランク上のお得な旅」が実現できます。
ツアープランを活用

観光列車での旅費をしっかり節約するなら、ツアープランが最も効率的かつお得。
なぜなら、JRや旅行会社などが行っているツアープランは、列車の指定席・宿泊などがセットになっており、個別手配より総額が安くなるケースが非常に多いからです。
たとえば「サフィール踊り子」「SLぐんま」「HIGH RAIL 1375」などは、単独で予約しようとすると満席で取りづらい場合があります。
しかし、ツアープランなら、座席確保+宿が1つになっており、駅の窓口や券売機などに並ぶ必要がなく、初めての観光列車旅でも安心です。
旅費を節約しながらも観光列車の旅を楽しみたい人に「ツアープラン」はおすすめ。
まずはJRや旅行会社のHPなどでチェックし、自分にあったツアープランを探しましょう。
まとめ
今回は、週末の小旅行におすすめの観光列車を紹介しました。
観光列車の旅は、移動から特別な旅にあなたを導いてくれます。
観光列車は単なる移動手段ではなく、地域の文化や景観、食を楽しむための「舞台」です。
そして、今回紹介した「サフィール踊り子」、「SLぐんま」、「房総里山トロッコ」「わたらせ渓谷鐵道トロッコ号」「HIGH RAIL 1375」以外にも、全席レストランの観光列車や車内にストーブが設置されている観光列車など、日本全国には数々の観光列車が運行されてます。
また、今後も新たな観光列車が続々と登場する予定がありますので、乗車してください。
観光列車の旅は、移動時間をあなたの旅の主役に変えてくれます。
これは、忙しい現代だからこそ、楽しめる新しい旅のスタイルです。
次の休日は「ゆっくり移動する贅沢時間」を過ごすため、観光列車の旅へ出発しませんか。



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